渭北自主防災会連絡協議会は平成25年に「地震・津波避難支援マップ」を作成しましたが、すべての住民が無作為・一斉に緊急避難をすると特定の場所や一定の施設に集中してしまう恐れがあります。このため、平成31年2月に渭北街づくり協議会が徳島市や全町内会長さんの支援を受けて避難シミュレーションを行い、「この地域の人は・・・へ逃げましょう!」という割り振りを行いました。割り振りに当たっては、5回のワークショップを行い、結果を「渭北地区津波避難計画」として全会一致で承認して頂きました。
割り振りに当たっては、「災害時要支援者の方は垂直避難と最寄りの避難ビルへ、優先的に!」の方針を立てたり、「遠くの町の方々も時間内に避難できるようにするため近くに避難ビルがあっても少し離れた避難場所へ行く!」の方針も了承していただきました。その結果、南海トラフ巨大地震の発生後に第1波が到達すると予想されている「41分後」に100%の避難が完了する避難計画ができました。
結果の内容は小冊子にまとめて製本し、すべての町内会長さんに配布しました。電子媒体では徳島市役所のHPから誰でも閲覧できるようになっています。また、製本済みの小冊子については実費のみ(150円)の販売もしていますので渭北コミセンまでお問い合わせ下さい。